2007-08-28
ルナシー

朝三時、寝静まった町を通り抜け動き始めた魚河岸に至る。
南西の方角にオレンジ色の大きな月。
低い角度で事務所の窓越しに丸い姿を見せる。
空気は水蒸気に満ちて重く熱い。
不安な予感が走る。
せり場に並ぶ魚、海の幸の展示会。
その喜びさえも狂っている。
こんな「月夜周り」が有ったかしらむ
なんて日だったんだろう!
頭の中は黴だらけ、決算の打ち合わせをして疲れ果てて女房と晩飯を「朝日軒」で済ます。
満席!客は貧しくとも誠実に生きている人たち。
ごまかしの無い食い物に癒されて気持ちも優しくなる。
せめてこの無垢な人たちの幸を月に祈りましょうか。
串カツ、イカの一夜干、大根とガンモドキ、トマト、もろキュウ、アジフライ、生ビールを飲んで二人で2千300円なり。
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2007-08-19
足立美術館
前から来てみたかった美術館。ーーーが、余に遠い。
記録的な猛暑の中、飛行機に乗り、バス、タクシーに乗り継ぎます。

宿に転がり込む。

宿からの景色は素晴らしい。

「お茶室」
青年が入り口でたたずんでいる。
「写真を撮っていいのでしょうか?」
「多分大丈夫」
聞けばフィンランドから来たという。
「俺たち中に入るけど、一緒に行く?」
「はい」
つたない自分の知識を確認しながら、知らないことは聞き、知っていることはそのままに青年に説明。

茶室に入る。
良いですね!全てがいい。壁、建具、---
見慣れたものを幾つか。
聞くと桂離宮のコピーだという。
昭和のお茶室が古雅にして良い。
広間でのお茶の一服が又美味い。

幾つもの庭を楽しむ。
枯れていない昭和の枯山水庭園。
雄大にして巧みに組み込まれた借景。
窓に切り取られた庭。
日本画を楽しむ。
深水の芸者の絵、良いですね!
「足立全康」って人が居たんですね。
旧居宅も美術館の中にある。
このヒトと一緒に飲んだらサゾカシ愉快なことでしょう。
想像の中の”友人”がまた一人増えました。
「足立美術館」
http://www.adachi-museum.or.jp/ja/index.html
記録的な猛暑の中、飛行機に乗り、バス、タクシーに乗り継ぎます。

宿に転がり込む。

宿からの景色は素晴らしい。

「お茶室」
青年が入り口でたたずんでいる。
「写真を撮っていいのでしょうか?」
「多分大丈夫」
聞けばフィンランドから来たという。
「俺たち中に入るけど、一緒に行く?」
「はい」
つたない自分の知識を確認しながら、知らないことは聞き、知っていることはそのままに青年に説明。

茶室に入る。
良いですね!全てがいい。壁、建具、---
見慣れたものを幾つか。
聞くと桂離宮のコピーだという。
昭和のお茶室が古雅にして良い。
広間でのお茶の一服が又美味い。

幾つもの庭を楽しむ。
枯れていない昭和の枯山水庭園。
雄大にして巧みに組み込まれた借景。
窓に切り取られた庭。
日本画を楽しむ。
深水の芸者の絵、良いですね!
「足立全康」って人が居たんですね。
旧居宅も美術館の中にある。
このヒトと一緒に飲んだらサゾカシ愉快なことでしょう。
想像の中の”友人”がまた一人増えました。
「足立美術館」
http://www.adachi-museum.or.jp/ja/index.html
2007-08-19
お盆旅行顛末「厳島」
玉造温泉を車で出立、出雲大社を参拝、ーーー
ココで荷物が無いことに気づく。宿に文句をいい、途中まで持ってこさせる。
中国山地を横断。広島駅で車を乗り捨て、電車フェリーで厳島にたどり着く。
フェリーで日没。大鳥居に人がいる。引き潮に乗じて皆厳島の日没を楽しんでいる。

「前菜」
ローストビーフ>不味い。
胡麻豆腐>普通
雑魚の南蛮>マアマア。
刺し身>
鯛、カンパチ、美味い美味い。最高!。マグロ不味そう!喰わない。鱧、普通。

「焼牡蠣」
冷凍牡蠣の焼いたの。ニオイガ悪い。喰わない。

「椀」
アナゴ唐揚げに餡かけ、茶碗蒸し。
まあまあ!

「飯」
アナゴ飯にノレソレの澄まし汁。
アナゴ飯、まあまあ。汁、だしが薄くって美味くないな!
付録
18日、仕事。
友人知己から
1、中オチをもらう。
美味い!!!!!毎回マグロが出ながら一回も手をつけなかった。
ヤッパマグロは東京だな!
2、白瓜の粕漬け。中オチにちょうど良い!自慢のお土産は美味かった。「田舎のものですから!」ぜんぜん嘘。鄙びて洗練。
ココで荷物が無いことに気づく。宿に文句をいい、途中まで持ってこさせる。
中国山地を横断。広島駅で車を乗り捨て、電車フェリーで厳島にたどり着く。
フェリーで日没。大鳥居に人がいる。引き潮に乗じて皆厳島の日没を楽しんでいる。

「前菜」
ローストビーフ>不味い。
胡麻豆腐>普通
雑魚の南蛮>マアマア。
刺し身>
鯛、カンパチ、美味い美味い。最高!。マグロ不味そう!喰わない。鱧、普通。

「焼牡蠣」
冷凍牡蠣の焼いたの。ニオイガ悪い。喰わない。

「椀」
アナゴ唐揚げに餡かけ、茶碗蒸し。
まあまあ!

「飯」
アナゴ飯にノレソレの澄まし汁。
アナゴ飯、まあまあ。汁、だしが薄くって美味くないな!
付録
18日、仕事。
友人知己から
1、中オチをもらう。
美味い!!!!!毎回マグロが出ながら一回も手をつけなかった。
ヤッパマグロは東京だな!
2、白瓜の粕漬け。中オチにちょうど良い!自慢のお土産は美味かった。「田舎のものですから!」ぜんぜん嘘。鄙びて洗練。
2007-08-19
お盆旅行顛末「玉造温泉」
15日は”足立美術館””松江市内観光”を済まし「玉造温泉」に投宿。

「前菜、鍋、焼き物」
前菜(中央、三方)
隠元人参の湯葉巻き、何とか海老、枝豆の団子、岩海苔ちりめん。蛍の沖漬け。
急に垢抜けた。昨日と違う。ーーーが、特別の感動も無い。
焼き物(右上、コンロで焼く)
槍イカ一夜干、アナゴ。
美味い!地物でしょうね!時期のものです。
鰻鍋(左上)
美味いんでしょうね!
ーーーが、鰻は焼いたほうが好きだな!イイ出汁が出るわけでもないしな!

「刺し身、蒸し物、出汁ゼリー寄せ」
刺し身、ボタン海老と鯛、マグロ、いくら。
海老、鯛>普通。マグロは食いませんでした。イクラは後でご飯のおかず。
アナゴの唐揚げ、出汁ゼリー。アナゴが大きすぎる。今一。

「鮎唐揚げ、野菜炊きあわせ、茶碗蒸し」
唐揚げ、見た目も楽しいね!頭まで全部食える。
茶碗蒸し、ズワイ蟹かな?甘い。大したこと無い。
野菜も印象が無い。

「タンシチュウ」
島根牛のタンシチュウ。
美味いね!こんな洋食の味が好きです。

「飯」
茶漬け。なんだろ?この海草。出汁をかけて喰う。
妻も気が利いている。

「水菓子」
梅の甘露煮が美味い。

「前菜、鍋、焼き物」
前菜(中央、三方)
隠元人参の湯葉巻き、何とか海老、枝豆の団子、岩海苔ちりめん。蛍の沖漬け。
急に垢抜けた。昨日と違う。ーーーが、特別の感動も無い。
焼き物(右上、コンロで焼く)
槍イカ一夜干、アナゴ。
美味い!地物でしょうね!時期のものです。
鰻鍋(左上)
美味いんでしょうね!
ーーーが、鰻は焼いたほうが好きだな!イイ出汁が出るわけでもないしな!

「刺し身、蒸し物、出汁ゼリー寄せ」
刺し身、ボタン海老と鯛、マグロ、いくら。
海老、鯛>普通。マグロは食いませんでした。イクラは後でご飯のおかず。
アナゴの唐揚げ、出汁ゼリー。アナゴが大きすぎる。今一。

「鮎唐揚げ、野菜炊きあわせ、茶碗蒸し」
唐揚げ、見た目も楽しいね!頭まで全部食える。
茶碗蒸し、ズワイ蟹かな?甘い。大したこと無い。
野菜も印象が無い。

「タンシチュウ」
島根牛のタンシチュウ。
美味いね!こんな洋食の味が好きです。

「飯」
茶漬け。なんだろ?この海草。出汁をかけて喰う。
妻も気が利いている。

「水菓子」
梅の甘露煮が美味い。
2007-08-18
お盆旅行顛末「松江」
なぜか今まで山陰地方に行った事が無かった。
ーーーで、今年は松江、出雲、そして付録の厳島神社に旅する。
お目当ては「足立美術館」「出雲大社」「厳島神社」。
14日、仕事を終えシコーキでなく飛行機で出雲空港。
バス、タクシーを乗り継ぎ一目散に宿に入る。
風呂に入り「晩飯」、さあ何が出てくるか!

いきなり漬物が麗々しく串に刺さっている。笑っちゃいましたよ!
いいな!実に素朴な板前の顔が見えます。
宍道湖8珍の何とか海老(コレ大した事無い!)の枕になっている鮎の煮しめが美味い。
「スズキの奉書焼」

脂の乗ったいい魚です。
-ーーが塩が甘い。お国柄なんでしょうか。ポン酢で喰う。悪くは無い。
「さしみ」

鯛、まあまあ!珍しくない味。
槍イカ、美味い。地物でしょうか?時期ですね。
マグロ、不味い。---っていうか不味そうなので喰わなかった。
芝海老、--だって言うのですが、ホントかな?まあまあ。
醤油は地元の溜まり醤油。ドロッツとして甘い。旅情を感じます。
「島根牛」

”美味い”柔らかくって脂が無く味がある。
例の”溜まり醤油”ベースの汁で焼いている。これは馴染むな!
「ノドグロの煮付け」

美味い美味い!!!不味いわけが無い。
コレもこの醤油と合う。濃厚に煮付けてあって、味がそう濃くならない。
吾妻男の田舎者には丁度いい味だ。
「サザエの刺し身」

梅酢で喰う。鄙の里に垢抜けた味。吃驚。◎!!!!
「飯」

ご当地、蜆汁。
さっきの煮つけをおかずに喰う。
美味いな!至福のとき。
いい出汁です。煮汁でおからを炊いてもらいたいよな!
味噌汁が薄い。いきなり料理屋。「気取るなよ」って言いたい。生出汁で無いんだもの。
ーーーってな訳で初日は終了。
喰って飲んでそのまま寝る。旅の楽しみ。
ーーーで、今年は松江、出雲、そして付録の厳島神社に旅する。
お目当ては「足立美術館」「出雲大社」「厳島神社」。
14日、仕事を終えシコーキでなく飛行機で出雲空港。
バス、タクシーを乗り継ぎ一目散に宿に入る。
風呂に入り「晩飯」、さあ何が出てくるか!

いきなり漬物が麗々しく串に刺さっている。笑っちゃいましたよ!
いいな!実に素朴な板前の顔が見えます。
宍道湖8珍の何とか海老(コレ大した事無い!)の枕になっている鮎の煮しめが美味い。
「スズキの奉書焼」

脂の乗ったいい魚です。
-ーーが塩が甘い。お国柄なんでしょうか。ポン酢で喰う。悪くは無い。
「さしみ」

鯛、まあまあ!珍しくない味。
槍イカ、美味い。地物でしょうか?時期ですね。
マグロ、不味い。---っていうか不味そうなので喰わなかった。
芝海老、--だって言うのですが、ホントかな?まあまあ。
醤油は地元の溜まり醤油。ドロッツとして甘い。旅情を感じます。
「島根牛」

”美味い”柔らかくって脂が無く味がある。
例の”溜まり醤油”ベースの汁で焼いている。これは馴染むな!
「ノドグロの煮付け」

美味い美味い!!!不味いわけが無い。
コレもこの醤油と合う。濃厚に煮付けてあって、味がそう濃くならない。
吾妻男の田舎者には丁度いい味だ。
「サザエの刺し身」

梅酢で喰う。鄙の里に垢抜けた味。吃驚。◎!!!!
「飯」

ご当地、蜆汁。
さっきの煮つけをおかずに喰う。
美味いな!至福のとき。
いい出汁です。煮汁でおからを炊いてもらいたいよな!
味噌汁が薄い。いきなり料理屋。「気取るなよ」って言いたい。生出汁で無いんだもの。
ーーーってな訳で初日は終了。
喰って飲んでそのまま寝る。旅の楽しみ。
2007-08-11
白ワイン
2007-08-08
秋刀魚、早いね!
今日は秋刀魚を買う。
去年無かった大型の秋刀魚。
4キロ18尾まで出てきているんだよ。まだお盆前なのにさ!
去年は200g/1尾の秋刀魚を探すのに大変だったのに、今年は時期にならないのにもう登場!変でしょ!

ーーーで、買う。
3尾買って2尾は塩焼き(定番)1尾はナマスに切って生で喰う。
なんとも肝が大きい!捨てるのは勿体無いので刺し身の共和えにしよう!

江戸っ子はハシリのものに目が無い!
ーーーと言いながら”眺めせし”日の何日か。
写真の”肩”の盛り上がりを見てください。まるで神輿かつぎのように盛り上がっている。コレですよ。「脂」の乗った魚。
先週までは脂が今一、刺し身で喰うしかありません。やっと焼いて喰えるようになりました。
”うまい”
一年待った甲斐があった。

そうそう、酒。コンナ惣菜にはテーブルワインで十分。高級ワインは無用です。右の2本。「サイゼリア」のイタリアワイン。¥1050/1500cc結構のめるんですよ。
去年無かった大型の秋刀魚。
4キロ18尾まで出てきているんだよ。まだお盆前なのにさ!
去年は200g/1尾の秋刀魚を探すのに大変だったのに、今年は時期にならないのにもう登場!変でしょ!

ーーーで、買う。
3尾買って2尾は塩焼き(定番)1尾はナマスに切って生で喰う。
なんとも肝が大きい!捨てるのは勿体無いので刺し身の共和えにしよう!

江戸っ子はハシリのものに目が無い!
ーーーと言いながら”眺めせし”日の何日か。
写真の”肩”の盛り上がりを見てください。まるで神輿かつぎのように盛り上がっている。コレですよ。「脂」の乗った魚。
先週までは脂が今一、刺し身で喰うしかありません。やっと焼いて喰えるようになりました。
”うまい”
一年待った甲斐があった。

そうそう、酒。コンナ惣菜にはテーブルワインで十分。高級ワインは無用です。右の2本。「サイゼリア」のイタリアワイン。¥1050/1500cc結構のめるんですよ。